院長のご挨拶

当院は、多くの皆さんが望んでいる「できるだけ歯を抜かずに」「必要以上に削らずに」「痛くない」ように治療したいと思っています。

また歯科治療・歯科疾患・予防・健康について、自分では些細なことと感じていることでも皆さんに気軽にご相談しご利用いただけるよう心がけております。
そのため、病気だけではなく患者さんご自身を理解することが重要だと考えております。コミュニケーションを大切にし、一人ひとりの患者さんに安心して満足していただけるよう努力しております。

そして、単なる対症療法ではなく原因除去療法による歯やお口の健康を通じて、全身の健康のお手伝いをしたいと考えています。

これらのことを実践するために必要と考え、
NPO法人日本歯周病学会認定の歯周病専門医を取得

歯周病は、う蝕（虫歯）とともに口腔の二大疾患であると同時に、糖尿病や高血圧症などと同様な生活習慣病とされており、本人の生活習慣、生活様式や癖などが病気の発症原因に深く関与しております。
歯周病の治療として対症療法は不十分な治療であり、原因除去療法や生活習慣を良い方向に変えていく必要があるため、患者さん本人の意識の変化はとても重要となります。

近年では歯周病は糖尿病、冠状動脈心疾患、早期低体重児出産、誤嚥性肺炎、骨粗鬆症などの全身疾患との関連性が考えられているため、単にお口の中の病気という存在だけではなくなってきております。歯周病治療は最初から予防を念頭においており、積極的な治療後は、患者さん本人が行う毎日のお手入れ（セルフケア）と、当院が行う定期的な確認やお手入れ（プロフェッショナルケア）による治療および予防システムが確立しております。